ゴルフエッセー「耳と耳のあいだ」(第25回)

いまさら聞けないクラブ選び~ドライバー編~

2017.08.18

クリップについて

 最近、スクールにお越しいただくお客さまから「クラブがたくさんあり過ぎて何を選べばよいか分からない」というお声をいただきます。

 昨年、ゴルフクラブやボールなどのゴルフ用品ビジネスからナイキが撤退するという残念なニュースもありましたが、国内のゴルフ用品出荷市場は――2015年が前年比103.2%、2016年は前年比101.8%で2年連続のプラス予測となっており、ゴルフ用品市場はまだまだ元気なのです※。

矢野経済研究所調べ(2016年9月5日)

 現在進行形の人口縮小に対し、量より質、商品単価をいかに上げるかというのは日本のあらゆる産業における課題だと思いますが、ゴルフ用品の市場もまたしかり。細分化するお客さまニーズに合わせて、クラブの種類も増えているというのが現状なのでしょう。

 そこで、今回から数回に渡り、ゴルフ用品、特にクラブの選び方についてお話しします。まずはドライバーです。

まず体力に応じた重量を決める

 ドライバーは、ショートホールを除くホールの1打目、ティーショットで使います。したがって、最も飛距離が出せるよう、シャフトが長く、ヘッドも大きく設計されています。また、ティーアップして打つことを前提に設計されており、これもヘッドが大きく作られている理由の1つです。シャフトが長くヘッドが大きいが故に、距離が出る分、曲がりやすいという特性があります。初心者がドライバーを選ぶ際に悩むのは、飛距離もしくは正確性のどちらかにこだわっているからではないでしょうか。

 ドライバー選びで大切なのはまず「重量」です。重すぎるドライバーは振り切ることができず、十分なヘッドスピードを出すことができません。一方、軽過ぎてもヘッドの重さを感じることができず、スイングのタイミングが合わなくなります。体力に応じた重さのドライバーを選びましょう。

 試しに、ドライバーを逆さにし、ネック(クラブヘッドとシャフトの付け根の部分、ホーゼルともいう)側を持って振ってみてください。先端が軽過ぎて、思うように振れないことが分かると思います。クラブをバランスよく振るには、体力に応じた適度な重さが必要なのです。… 続きを読む

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連載記事≪ゴルフエッセー「耳と耳のあいだ」≫

執筆=小森 剛

執筆=小森 剛ゴルフハウス湘南

有限会社ゴルフハウス湘南の代表取締役。「ゴルフと健康との融合」がテーマのゴルフスクールを神奈川県内で8カ所運営する。自らレッスン活動を行う傍ら、執筆や講演活動も行う。大手コンサルティング会社のゴルフ練習場活性化プロジェクトにも参画。著書に『仕事がデキる人はなぜ、ゴルフがうまいのか?』がある。

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