ビジネスコミュニケーション手法の改善(第1回)

大型タッチディスプレーで会議・プレゼンが変わる

2016.09.07

クリップについて

 オフィスで共同利用する大型ディスプレーの役割が重要になりつつある。大型ディスプレーを活用して、コミュニケーションの質を上げている。大型ディスプレーは、近年目覚ましい進化を遂げている。その潮流は「大画面化」と「多機能化」だ。

50インチ超の大画面が普及

 ディスプレーの歴史は19世紀末、ドイツのカール・フェルディナント・ブラウン博士が発明したCRT(ブラウン管)に溯る。以後約100年間にわたり利用されてきたCRTは、軽量・薄型の液晶ディスプレーに主力の座を譲った。

 液晶ディスプレーは現在、スマートフォンやパソコン、テレビのほか、さまざまな電子機器に搭載されている。開発当初は15インチ前後の小型画面が中心だったが、現在は50インチを超える大画面タイプも多数発表されている。技術の進歩、大量生産による低価格化も進み、オフィスでも大型ディスプレーを設置して、会議やプレゼンテーション(プレゼン)に利用するケースが増えてきた。

 大画面化とともに多機能化も進んでいる。ディスプレーの基本である画質、映像表示精度の向上をはじめ、最近ではディスプレーに表示以外の機能を持たせる動きもみられる。その1つがタッチパネルの組み込みである。キーボード入力に比べて直感的に操作できるタッチパネルの利便性は、スマートフォン、タブレットですでに実証済みだ。直接画面に触れて操作できることは、ディスプレーの役割そのものを大きく進化させる。

「触れる」操作がもたらすもの

 では、大型ディスプレーでタッチパネル操作ができると、どんなメリットがあるのだろうか。第一に挙げられるのは「簡単に使える」。キーボードやマウスによる操作に比べて、より簡単で直感的になる。これはタッチパネル最大の長所だ。

 次に挙げられるのが「自由に書き込める」。従来のディスプレーは映像を表示するだけなので、新たに記録が必要な場合は各自がメモを取るか、別途ホワイトボードを使うケースが多い。タッチパネルなら直接画面の上から書き込めるため、より効果的な表現が可能になる。参加者の意識を高めることにもつながり、会議や社内プレゼンの活性化にも役立つ。

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連載記事≪ビジネスコミュニケーション手法の改善≫

執筆=林 達哉

執筆=林 達哉

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