ビジネス課題を創造的に解決するデザイン・シンキング(第3回)

ユーザーファーストのために全社で活用するヤフー

2017.03.14

クリップについて

 デザイン・シンキング、もしくはデザイン思考として知られる手法について、今回取り上げるのはヤフーです。同社は新しい情報サイトの開設やタブレットシステムの開発にデザイン・シンキングを活用しました。デザイン・シンキングの「社内伝道師」を育成し、全社を挙げて新しいネットサービスの創造に取り組むヤフーの事例を紹介します。

CASE STUDY 02 ヤフー(前編)
デザイン・シンキングの「社内伝道師」の育成

タブレット向けなど、全社を挙げて新しいネットサービスの創造へ

 ヤフーは全社でデザイン・シンキングを推進。ユーザーファーストで問題を解決するための思考法として社員にトレーニングを施している。

 全社を挙げてデザイン・シンキングによる新しいネットサービスの創造に取り組んでいる企業の1つがヤフーである。2013年夏から希望者に向けてデザイン・シンキングのワークショップを開催し、社内の各部門でデザイン・シンキングを推進するコアメンバーを育成している。

 社内で新しいネットサービスを開発する際には、コアメンバーがデザイン・シンキングの導入をサポート。開発中の案件や実際に稼働したネットサービスなど、既に10件ほどのプロジェクトでデザイン・シンキングを活用している。

 「デザイン・シンキングを“ユーザーファーストで問題を解決するための思考法”とヤフーでは位置付けている。自分たちのモノづくりの在り方を見直し、ユーザーに新しい価値を提供できるようにしたい」とヤフーでデザイン・シンキングを推進するシステム統括本部 技術支援本部 開発促進1部UX向上の瀧 知恵美氏は言う。ヤフーでは米スタンフォード大学のd.schoolの手法をベースにしており、デザイン思考研究所の研修なども取り入れている。

社内にエバンジェリストを育てる… 続きを読む

続きを読むにはログインが必要です。
まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事≪ビジネス課題を創造的に解決するデザイン・シンキング≫

執筆=日経デザイン編集部 大山 繁樹

執筆=日経デザイン編集部 大山 繁樹

PAGE TOP