人生を輝かせる山登りのススメ(第11回)

日本全国50もある「ご当地アルプス」を楽しむ

2016.05.26

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 新年度のスタートから、早くも2カ月がたちました。4月から新しい環境になった方も、そろそろ慣れてくるころでしょうか。「人生を輝かせる山登りのススメ」の連載もおかげさまで第11回を迎えることができました。引き続き、私が登った山の話題も合わせて、さらに山に関する情報をお届けしたいと思います。

日本アルプスだけでなく、全国に50もご当地アルプスがある

 今回のテーマは「ご当地アルプス」。アルプスはご存じの通りヨーロッパ中央部に位置する山脈ですが、日本の中央部にも「日本の屋根」と言われるほどの巨大山脈群、日本アルプスがあります。群を成す3つの山脈(飛騨山脈・木曽山脈・赤石山脈)の位置関係から、それぞれ「北アルプス」「中央アルプス」「南アルプス」と呼ばれています。

 南アルプスの北岳(3193m・日本第2位)、間ノ岳(3190m・日本第3位)や北アルプスの奥穂高岳(3190m・日本第3位)、槍ヶ岳(3180m・日本第5位)、中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2956m・日本第25位)など標高も高く、日本を代表する山々が肩を並べています。しかし、日本で呼称されるアルプスはこの3つだけではなく、実は各地に50前後も「アルプス」の愛称を持つ山があることをご存じでしょうか?

 飯豊連峰、朝日連峰、出羽三山を合わせた「東北アルプス」、「日光アルプス」(日光連山)、「東アルプス」(奥秩父)、「頸城アルプス」(頸城山塊)、「甲州アルプス」(小金沢連嶺)、「沼津アルプス」(静浦山地)、「鈴鹿アルプス」(鈴鹿山脈)、「六甲アルプス」(六甲山)、「兵庫アルプス」(氷ノ山一帯)、「四国アルプス」(石鎚山系)、「九州アルプス」(くじゅう連山)など、挙げれば切りがありません。

いろいろなご当地アルプス… 続きを読む

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執筆=小林 千穂

執筆=小林 千穂

山岳ライター・編集者。山好きの父の影響で、子どものころに山登りをはじめ、里山歩きから海外遠征まで幅広く登山を楽しむ。山小屋従業員、山岳写真家のアシスタントを経て、現在はフリーのライター・編集者として活動。『山と溪谷』『ワンダーフォーゲル』など登山専門誌に多数寄稿するほか、山番組にも出演。著者に『女子の山登り入門』(学研パブリッシング)などがある。2014年に南米のチンボラソ(6310m)に登頂。

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