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公開日:2016.12.22
2016年も残すところ、あと数日となりました。山好き・自然好きのみなさん、今年は充実した山歩きができましたか?私は、秋までは連続して山へ行っていたのですが、それ以降はちょっとペースダウンし、デスクワークやイベント活動に追われていました。
さて、今年の振り返りはそこそこにして、新年を迎えるに当たって、2017年注目の山を見てみましょう。
まず、絶対に見逃さないようにしたいのが標高2017mの雲取山。雲取山は東京、埼玉、山梨の県境に位置する山で、東京都の最高峰として有名です。都心からも行きやすく、さまざまなコース設定ができること、また、1泊2日の本格的な山登りが楽しめるのも人気に一役買っています。
私はこの時期になると、毎年のように山岳雑誌の企画で西暦と同じ標高の山を紹介することもあり、10年ほど前からチェックしていますが、ついに西暦も東京都の最高峰と同じ数字まで来たのか……と感慨深いものがあります。
“西暦の山”はいくつもあるかと思いきや、地形図に載っているものでは、2017年は雲取山と、南アルプスのマイナーピーク、三ツ石山の2山だけ。実はあまりないのです。2015年、2016年は同じ標高の山がなかったことを考えると、けっこう貴重ですね。
例年、年末年始の雲取山は雪に覆われているので、雪山装備が必要です。雪山歩きができるならば、元日に雲取山に登って2017mの山から初日の出を拝むという山行を計画しても楽しそうですね。ただし、冬は気象が厳しい上に、道に迷いやすいなどリスクも高まります。くれぐれも行動は慎重に。
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執筆=小林 千穂
山岳ライター・編集者。山好きの父の影響で、子どもの頃に山登りをはじめ、里山歩きから海外遠征まで幅広く登山を楽しむ。山小屋従業員、山岳写真家のアシスタントを経て、フリーのライター・編集者として活動。『山と溪谷』など登山専門誌に多数寄稿するほか、『女子の山登り入門』(学研パブリッシング)、『DVD登山ガイド穂高』(山と溪谷社)などの著書がある。現在は山梨で子育てに奮闘中。
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