疲れ解消★カンタン!アンチエイジング(第62回)

顔の健康肌を保つ、ひげそりスキンケア

2020.08.14

クリップについて

 マスクの着用による肌荒れ対策として日々のスキンケアを欠かさず行っているのに、顔の肌荒れがどうしても気になる……という人は、毎日の「ひげそり」を工夫してみましょう。「マスク肌荒れ」の予防と対策を紹介した前回に引き続き、野村皮膚科医院院長の野村有子先生にお話を伺い、顔の健康肌を保つひげそりのコツを教えていただきました。さらに、スキンケア効果の高いひげそり法をカミソリメーカーにもお聞きしています。

ひげそりの甘さがマスク肌荒れの原因になっているかも……

 野村先生によると、ひげそりが甘く、古い角質や皮脂が肌の表面に残っていると、マスク着用時にマスク内が蒸れて角質層が不安定な状態になり、肌が本来もっているバリア機能が低下しやすくなるそうです。肌のバリア機能が低下すると、外部からの刺激に弱くなり肌荒れを起こしやすいだけでなく、マスクを外した際に不安定な角質が剝がれて肌の水分蒸散が起こり、バリア機能の低下が加速する悪循環に陥るそう。また、蒸れて不安定になった角質が毛穴に詰まると菌が増殖しやすくなるため、ニキビなどの肌トラブルがさらに悪化しやすくなりがちといいます。

 「マスク着用による顔の肌トラブルを予防するには、カミソリを使ってシェービングを行い、その直後に保湿ケアを行うことをオススメします」と野村先生。カミソリは、肌に密着し古い角質を除去しやすいため肌のバリア機能を低下させにくく、さらに、シェービング後の保湿力を高めるのに役立つそうです。

顔肌を清潔に保つ、スキンケアシェービング法

 カミソリメーカー「シック・ジャパン」に、肌への負担が少なく余分な角質や皮脂を取り除きやすいひげそりの方法をお聞きしましたので、ここで紹介しましょう。スキンケアを意識しながらシェービングを行うと、肌の働きを良い状態で保てるそうです。

スキンケアシェービング法

●洗顔フォームで顔をしっかり洗う
ひげにたっぷりと水分を与え柔らかくそりやすい状態にするため、洗顔フォームで顔を洗って肌を清潔にし、余分な皮脂を落としましょう

●シェービング剤でひげをさらに柔らかく
肌表面を滑りやすくし、刃による摩擦から肌を守るため、シェービング剤を塗布します

●面積の大きい頰からそる

カミソリを頰の外側から当て、大きなストロークで上から下へ動かします。細かくカミソリを動かすのではなく、大きく外から内へそり進め、一番内側は頰から鼻の脇を通ってそのまま斜めに口周り上部までそり落とします(ここではまだ、口周りは残しておきます)

●喉の周りを毛流れに沿ってそる

ひげの流れに沿って順ぞりするのがポイントです

●顎周りをフェースラインに沿ってそる

外側から内側にそっていきましょう

●唇の下をそる

何度もカミソリを当てないようにできるだけ1度で優しくそりましょう

●鼻の下をそる

残ったひげを毛流れに沿って、ここも唇の下と同様に軽くカミソリを当てて、できるだけ1度で優しくそりましょう

●シェービング後の保湿でフィニッシュ
シェービング後は肌が水分を吸収しやすいため、化粧水などのベタつきにくい製品でしっかりと保湿ケアをしましょう。

 マスク着用の長期化や気温の上昇による蒸し暑さから、肌のコンディションを整えにくい日々が予想されます。毎日のひげそりから肌の健康状態を整え、肌トラブルを起こしにくいマスクの使用やスキンケアを心掛けることで、新しい生活様式をより快適に実践しましょう。

【取材協力】
野村 有子(のむら ゆうこ)先生
1998年より横浜市に野村皮膚科医院を開業。アトピー性皮膚炎患者専用モデルルームの設置や最新の肌診断機械の導入、アレルギー対応カフェなどが評判になる。わかりやすい丁寧な指導が評判の関東屈指の人気皮膚科医。男女を問わず幅広い年代の皮膚疾患の診断、治療を行っている。

 

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執筆=Nao Kiyota(Self Training Café)

執筆=Nao Kiyota(Self Training Café)

美容・健康ライター。ダイエットアドバイザー、リンパケアセラピスト、心理カウンセラーの資格を生かし、健康で美しくなるためのセルフトレーニング法を発信している。最近カメラを購入。写真で「もっとわかりやすく」伝えられるよう、日々修行に励んでいる。抹茶ラテ(豆乳・シロップ抜き)と足つぼマッサージが大好き。

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