人手が足りない会社の業務効率処方箋(第2回)

企業競争力を高めるコア業務の戦力アップ

2016.02.09

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 「マイナンバー制度のスタートで、煩雑になりがちな人事・給与業務の負担を減らしたい」「企業のグローバル化やダイバーシティ推進による多様な人材の活用に向けて企画戦略業務を強化したい」――。こんな課題を抱える経営者や管理職は少なくないだろう。国内外の景気が変動し、ビジネス環境が大きく変化する中、より一層の経営効率化や戦略的な事業展開に向けて組織をいかに強化するかが急務になっている。

 そのカギを握るのがBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の活用だ。BPOとは自社の業務プロセスの一定部分を外部の専門事業者に委託(アウトソーシング)すること。人事・給与業務などの共通系業務に関わる定型業務を外部委託して自社の人材を戦略策定などのコア業務に充て、企業競争力の強化などにつなげるものだ。

 ビジネス環境のみならず、社会環境の変化も企業にBPOの積極的な活用を迫る。仕事と子育て・介護などを両立するワーク・ライフ・バランスや、海外を含めさまざまな人材を活用するダイバーシティの進展といった働き方の多様化を受け、企業の人事・給与業務が複雑になっているからだ。

 社員の給与・退職金の計算や支給にとどまらず、パートの勤務管理や社会保険など業務は煩雑化している。法制度の改正などに精通した外部のアウトソーシング事業者(アウトソーサー)に業務委託することで、多様な雇用形態にも対応しやすくなるだろう。

定型業務のコストを固定費から変動費に変える… 続きを読む

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執筆=山崎 俊明

執筆=山崎 俊明

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