Wi-Fiのビジネス活用術(第9回)

外国人観光客に人気の観光スポットがWi-Fiで分かる

2017.04.05

クリップについて

 訪日外国人観光客の情報収集手段の1つであるインターネットの利用に欠かせないのがWi-Fi環境だ。これまで日本に滞在する外国人観光客の中で要望が多かった「無料公衆Wi-Fi」への対応が、個人旅行の増加とともに急務になっている。添乗員が同行して目的地まで連れていってくれる団体旅行と異なり、個人旅行ではインターネットやガイドブックを使って観光地や体験したいアクティビティーを自分で調べ、乗車券を購入して目的地に向かわなくてはならないからだ。

無料公衆Wi-Fi環境の整備を推進

 外国人観光客には言葉の壁がある。道に迷ったときに、自分がどこにいるのかGPS対応のスマートフォン(以下、スマホ)で位置を確かめたり、多言語対応のマップを表示したりするニーズがある。快適な無料公衆Wi-Fi環境の整備は待ったなしだ。政府の「明日の日本を支える観光ビジョン」においても、「すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境」に向け、「通信環境の飛躍的向上と誰もが一人歩きできる環境を実現」するとしている。

 このビジョンでは、主要な観光・防災拠点における無料公衆Wi-Fi環境の整備やプリペイドSIM販売拠点の倍増、事業者間をシームレスにWi-Fi接続する認証連携の実現などをめざす。観光客は位置情報によって、通常時には観光・交通情報、非常時には災害情報のリアルタイム配信を、アプリを使って受けられる。多言語音声翻訳システムを活用した言語のバリアフリー化や、観光客のニーズに応じた割引クーポン情報など、観光客一人ひとりにカスタマイズされた情報発信の実現を検討中だ。

多言語対応の無料公衆Wi-Fiで観光情報を発信… 続きを読む

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執筆=山崎 俊明

執筆=山崎 俊明

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