システム構築のための調整力向上講座(第9回)

必要な情報を必要な人に展開すればスムーズに進行

2016.06.08

クリップについて

 今回は、調整力を発揮する対象であるステークホルダーとの付き合い方のまとめです。第7回に、ステークホルダーと共通認識を確立し、維持するためには、

(1)ステークホルダーをモレなく特定する
(2)影響のある情報をモレなく展開する
(3)意思決定のプロセスを共有する

の3つが必要だと述べました。ステークホルダーの特定と分析ができたら、今度は「必要な情報を、知らせるべき人と共有する」必要があります。プロジェクトリーダーと窓口の顧客とだけで決めてしまい、情報を展開しなかったり、逆に誰かれかまわず「全員に知らせておけばいいだろう」と区別なく全員に情報を配信していると、重要なステークホルダーに必要な情報が届かなくなってしまいます。

 それぞれのステークホルダーがプロジェクトのどの要素に、どのような影響を与えるのかを分析するのに役に立つのが、これから説明する「ステークホルダーマトリクス」です(下図)。

ステークホルダーマトリクスの作成の仕方… 続きを読む

続きを読むにはログインが必要です。
まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

SID : 00045009

執筆=芝本 秀徳

執筆=芝本 秀徳プロセスデザインエージェント代表取締役

プロセスコンサルタント、戦略実行ファシリテーター。品質と納期が絶対の世界に身を置き、ソフトウエアベンダーにおいて大手自動車部品メーカー、大手エレクトロニクスメーカーのソフトウエア開発に携わる。現在は「人と組織の実行品質を高める」 ことを主眼に、PMO構築支援、ベンダーマネジメント支援、戦略構築からプロジェクトのモニタリング、実行までを一貫して支援するファシリテーション型コンサルティングを行う。

連載記事≪システム構築のための調整力向上講座≫

PAGE TOP

閉じる
会員登録(無料) ここでしか読めないオリジナル記事が満載
閉じる