変革する“報連相(ほう・れん・そう)”のカタチ(第1回)

もう商機は逃さない!ビジネス連絡の最新事情

2015.11.18

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 今も昔もビジネスの基本はコミュニケーションだ。若い頃には、報告・連絡・相談の頭文字から「ほう・れん・そう」が大切と口を酸っぱくして言われたビジネスパーソンもいるだろう。今は、携帯電話やメール、メッセージサービスなど連絡手段が格段に増え、コミュニケーションが取りやすくなってきたと考えられる。

 しかし、手段はたくさんあるはずなのにスムーズに連絡が取れない事態にビジネス現場ではよく出くわす。客先の担当者が捕まらなかったり、決裁権を持つ上司が不在で連絡が取れなかったりして、ワークフローが滞るといった経験は多くの人にあるだろう。

 インターネットや携帯電話の発達は連絡手段を充実させ、モバイルでの情報入手を可能にし、働く場所を選ばないワークスタイルの実践に一役買っている。いまや会社にいようがいまいが確実な連絡手段を用意することは、ビジネスコミュニケーションに不可欠な要素となってきている。

携帯電話、メールが発達しても担当者は「捕まらない」

 取引先からの電話連絡をオフィスで受けたが、あいにく担当者は外出中。ビジネスではよくある一コマだ。急ぎで連絡を取ろうと携帯電話に電話をかけるがつながらない。自分も携帯電話を取り出し、携帯電話のメールアドレス宛てに、「○×商事の△△さんから電話」などとメモを送信する。しかしその連絡が、担当者に届いているのか確認は取れない……。

 経営者や社員が携帯電話やスマートフォンを利用していたとしても、私物をビジネスでも兼用していたり、携帯電話の通話の機能を主に利用していたりする場合がある。社内の内線電話や、電子メールなどの情報系システムとの連携が不十分な場合、外出中の社員への緊急連絡は単なる音声通話に頼ることになる。

 携帯電話が発達してもメールが普及しても、相手が捕まらずにビジネスチャンスを逃すといった事態は、ビジネスのコミュニケーションにおいてなくなっていない。社員が今、どのような状態にあるかが分かり、電話やメールが連携して最も適した連絡手段でコミュニケーションを取れるようになれば、こうしたコミュニケーションロスによる機会損失の改善につながっていくだろう。

モバイル時代のコミュニケーションを円滑にするには… 続きを読む

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連載記事≪変革する“報連相(ほう・れん・そう)”のカタチ≫

執筆=青山 慎治

執筆=青山 慎治

情報通信、モバイル系の雑誌やWebサイトで記者・編集者を経て、現在はフリーランスのライター。

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