出張で楽しみたいおひとり様グルメ(第46回)

カープファンに教えたくなる「大人のお子様ランチ」

2020.02.28

クリップについて

 いよいよ3月14日に開業するJR東日本の「高輪ゲートウェイ駅」。田町駅と品川駅の間にできる駅で、山手線では46年ぶりの新駅誕生です。新国立競技場などを手がけた建築家・隈研吾氏デザインの駅は、かなり開放的な空間になっています。「東京と世界をつなぐ玄関口」にふさわしく、障子越しのような柔らかな光が階下に降り注ぐ大屋根や街の様子が広く望めるガラスのファサードなどが特徴的です。

 一方で、無人AI決済店舗や駅サービスロボットといった多くの最新システムも導入予定で、注目しているビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。

 そんな新駅の完成具合を見ようと品川駅方面からブラブラ歩いていると、都営浅草線「泉岳寺」駅から少し上がった所に気になる店を見つけました。「瀬戸内食堂」の看板と広島東洋カープのマークが描かれた赤ちょうちん。お察しの通り、ここはカープファンが集う食堂です。ランチの案内に魅(ひ)かれて、いざ入店してみましょう。

必勝パワー宿る!?カープファンの聖地

カープ印の小さなちょうちんが出迎えてくれます

 「大衆酒場 瀬戸内食堂」は、知る人ぞ知る「広島東洋カープ」のファンが集う隠れ居酒屋です。カープ戦当日には、ユニホーム姿のファンで大いににぎわいます。店内に入ると、期待に違わず壁一面に埋め尽くされたカープグッズに圧倒されました。赤い大きな「カープ坊や」の旗や選手たちのコラージュ、飾られた球団ユニホームなど、野球ファンでなくても何だかワクワクしてきます。店長に聞くと、他球団のファンも来店すると言います。

 店内に設置されたスコアボードや3台の大型スクリーンは、どの席からもゲームが楽しめるようになっています。訪れたのはランチ時でしたが、試合中継を眺めながらビールを流し込む人々の様子が目に浮かびます。ファンが集う店には集まりやすい理由があるものだ、と妙に納得。ランチメニューもいろいろ、来客を楽しませたいという心意気が随所にうかがえます。

発見!「大人のお子様ランチ」

 まず選んだのは、なんとも日本的なネーミングで魅力的な「大人のお子様ランチ」(950円・数量限定)。開店すぐの12時前。迷わずオーダーしてみました。運ばれてきた皿の上には、エビフライ、ケチャップ味のスパゲティ、スクランブルエッグ、サラダに豚のしょうが焼き、と大好物が少しずつ盛られています。ビュッフェランチで欲張らないくらいのボリュームですが、1つずつが丁寧に作られているので食べ進めていて足りないということはありません。

お箸でいただく「大人のお子様ランチ」。スープではなく味噌汁付きがホッとします

大人でも満足する大ぶりなエビフライに、心踊る!

 スパゲティもしょうが焼きも味がしっかり染みて、ご飯とよくマッチする味付け。お子様ランチの定番、小さなエビフライのイメージを裏切る存在感たっぷりのエビフライは、サクッとする食感でプリッとしたかみ応えがあります。胃の中に打ち込まれるクリーンヒットに、思わず頰も綻びます。なるほど、これは確かにボリューム的にも満足できる「大人のお子様ランチ」です。

定番定食も安い、うまい… 続きを読む

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