IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第48回)

AWS障害。原因はサーバーの過熱

2019.09.13

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 「AWS」とはAmazon Web Servicesの略で、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービス(ウェブサービス)。サービスは全世界で18の地域に提供され、クラウドサービスのジャンルで世界シェアは30%以上で世界第1位(2018年時点)。2位のMicrosoft Azureを大きく引き離す。もちろんAmazonの小売り関係のサイトは、すべてAWS上で動いている。

最近多くの企業が利用するAWSの公式サイト。簡単に始められる、1年間の無料試用が可能など、魅力的なコピーが並ぶ

 AWSは優秀でコスパもよく、多くのWebサービスやゲームがAWSで動いている。AWSのサイトを見ると、クラウドストレージ仮想サーバーデータベース、監視システム、IoTや人工知能・機械学習など、サービスは多岐にわたる。AWSは2011年に日本でデータセンターを開設して以降、国内での顧客を増やし、現在、数十万件の契約があるという。

 去る8月23日の12時36分(日本時間)から数時間にわたり、AWSのサーバー設置エリア(リージョン)の1つである東京で大規模な障害が発生した。Amazonの発表によれば、障害は東京リージョンの4つあるデータセンターの1つで起こった。空調設備の管理システムに障害が発生し、一定数のサーバーがオーバーヒートで停止した。冷却装置は15時21分に復旧。18時30分には大部分のサーバーが復旧したが、一部、回復に時間がかかったものもあった。すべてが復旧したのは22時過ぎ、障害は約9時間半にわたった。

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執筆=青木 恵美

執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、日経トレンディネットなど。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、2008年より10年にわたって長期連載した人気コラム(現在でもバックナンバーあり)。日経パソコン、日経PC21、日本経済新聞などに多く執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、日経パソコンに「ちょっと気になるITアラカルト」を好評連載中。

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