IT時事ネタキーワード「これが気になる!」(第60回)

気を付けて。外出自粛の在宅勤務を狙うハッキング

2020.05.12

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 新型コロナウイルスの感染拡大防止により、各企業は在宅勤務への切り替えが進む。筆者周りの取引先や友人なども、ほぼ在宅での就業が主だ。

 在宅勤務は当然ながら、IT機器とインターネット回線を使って行うテレワークとなる。新型コロナ以降、急速にテレワークが必要となり、当然ながらセキュリティ対策は万全とはいえず、ヒヤヒヤな思いを抱えていた。多くが“突貫テレワーク”だからだ。そんなところに、テレワークを狙ったサイバー攻撃が急増というニュースが入ってきた。命の危険を抱える事態の下、弱いところを狙う行為は、いろいろと心苦しい。

 テレワーク体制がすでに整っていて、専用の機器もソフトウエアも、詳しいマニュアルも完備された職場はごくわずかだろう。新型コロナ対策で緊急にテレワークが言い渡され、自宅の環境を急きょ割り当てて仕事に臨む人が大半だ。IT企業ですら通信回線がパンクして、メールが読めない状況だという。

 今までのセキュリティは、基本的に通勤している職場もしくは職場から供給された環境のみで仕事を行うことで維持された。自宅に仕事を持ち帰るのさえ不可のケースもある。それが急に「自宅で仕事せよ」に変わった。手持ちの環境で企業の大事なデータを扱ったり、機密情報を扱う会議をしたりせざるを得ない。どのように対策を行ったらよいか。誰しもの頭をよぎる、テレワーク時代の大いなる悩みだ。

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執筆=青木 恵美

執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、日経トレンディネットなど。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、2008年より10年にわたって長期連載した人気コラム(現在でもバックナンバーあり)。日経パソコン、日経PC21、日本経済新聞などに多く執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、日経パソコンに「ちょっと気になるITアラカルト」を好評連載中。

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