時短エクセル(第13回)

Excelの初期値を自分用に変更して時短

2019.01.07

クリップについて

 法人でOffice 365としてExcelを使っている場合や、個人でもOffice 365 Soloやプリインストールで使っている場合は、自動的にアップデートされ、機能が追加されていく。便利になるのはよいが、2018年10月のアップデートでは、メニューのデザインが変わったり、新規にExcelを起動したときの画面デザインも変わったりしている。

 変化しても「自分の使い方」ができるようにしておきたい。ちょっとした設定の変更でイライラを解消したり、時短できたりする。ここでは、筆者が特に重宝しているイライラ解消&時短設定を紹介しよう。

起動直後に開くスタート画面をスキップする

 Excelを最初に起動するとき、テンプレート一覧画面や最近使ったアイテムの一覧などが表示される。これをスタート画面という。この画面もつい最近、デザインがガラッと変わった。この画面にイラっとしたことはないだろうか? 最近使ったファイルを開く場合、筆者はエクスプローラーの当該ファイルをダブルクリックして開く。Excelを起動してからファイルを選ぶということはまずない。さらに言うと、テンプレートもまず使わない。Excelのアイコンをたたいて開くときは、たいがい白紙のマス目になにか入力したいときだ。そんなときにいちいちスタート画面が開き、そこから「空白のブック」をクリックするのが煩わしくてイライラする。起動したらすぐに真っ白な新規画面が開いてほしい。

この画面が非常に煩わしく、ストレスの元に

 こう思う人たちは多いのではないだろうか。時間にすれば多分1~2秒程度だが、時間だけの話ではない。たった1~2秒でも、案外ストレスになるものだ。そのストレスを解消するには、オプションで設定を変更すればよい。

1枚目の画面(スタート画面)から「オプション」をクリックする。Excel起動中であれば、「ファイル」メニューからオプションを選択する

「基本設定」の一番下「このアプリケーションの起動時にスタート画面を表示する」のチェックを外す

 たったこれだけ。これでスタート画面をスキップしてすぐに新規画面を開くことができる。筆者はこの設定を知ってから、ものすごくExcelを起動するときの気分が良くなった。

クイック分析オプションボタンを表示しない

 クイック分析オプションボタンとは、複数のセルを選択したときに右下に出るボタンのこと。そのボタンからグラフを作成したり、条件付き書式のデータバーを表示したりできる便利なショートカットボタン。

これがクイック分析オプションボタン。これをクリックするとグラフ作成や条件付き書式の強調表示などが即座に実行できる

 だが、筆者はまずこのボタンを利用しない。結局、グラフを作る場合は「挿入」メニューからたどるし、データバーを表示するときは「条件付き書式」メニューから実行する。

 そういった人には、このボタンは邪魔でしかない。数字や文字がちょうど隠れてしまったりすると、イライラはマックスとなる。「Esc」キーを押せば消えるが、まったく不要なら、このボタンを最初から表示しないように設定しよう。

Excelのオプションダイアログボックスを開き、「選択時にクイック分析オプションを表示する」のチェックを外せばよい

オートフィルオプションボタンを一時的に消す方法… 続きを読む

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執筆=内藤 由美

執筆=内藤 由美

大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。

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