2019年は改元が行われた年。日本人にとっては非常に大きな出来事だ。Excelでは、Windowsのアップデートにより、「令和」表示も可能になった。しかし、表示できるのは「令和1年」だ。間違いではないが、やはり「令和元年」と表記したい。「条件付き書式」機能を使えば、「令和元年」の表記が可能になる。
※当記事では練習用のサンプルファイルがダウンロードできます(ページ下部)
まずは西暦表記を和暦表記に変更する
まず、西暦表記になっている日付を和暦表記に変更しよう。これは、表示形式を変更すればよい。

変更したいセルを選択、「数値」グループの右下の「ダイアログボックス起動ツール」をクリックする

「表示形式」タブの「日付」が表示されている状態で「カレンダーの種類」の「和暦」を選択する。「種類」で「平成24年3月14日」を選び、「OK」をクリックする

これで「平成」や「令和」など、和暦に変更できた
「令和1年」を「令和元年」に変更… 続きを読む
執筆=内藤 由美
大手ソフト会社で14年勤務。その後、IT関連のライター・編集者として活動。ソフトウエアの解説本、パソコンやスマートフォンの活用記事などを執筆、編集している。
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