地域のWi-Fiサービス(第3回)

訪日客数が出国者数を上回り“観光立国”が現実に

2016.05.18

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 アベノミクスと呼ばれる一連の経済政策。その中で、確実に成果を上げているのが観光立国への取り組みだ。2012年の第2次安倍内閣の発足以来、訪日外国人の旅行者は毎年増加している。2015年の訪日外国旅行者数は過去最多の約1974万人となり、大阪万博が開催された1970年以来、実に45年ぶりに日本人の出国者数の約1621万人を上回った。

 この流れを加速させるため、政府は2016年3月30日、訪日外国人数を2020年に現在の2倍の4000万人、2030年には3倍の6000万人に増やす新たな目標を決めた。2015年時点で、従来の「2020年に2000万人」という目標をほぼ達成してしまったことから、目標を大幅に引き上げたのだ。

 観光庁が実施した調査によれば、2014年における訪日外国人の来訪目的は、7割以上を「観光・レジャー」が占める。2人に1人が東京・大阪といった大都市圏以外の地方を訪問し、地方のみを訪れる外国人は3割近くになっている。観光客が訪れたのは、北海道・九州・沖縄県が多い。特に、韓国からの観光客は九州に集中する傾向が強く、オーストラリアからの観光客はスキーやスノーボードを楽しむ人が多いので、訪問先は北海道と長野県に集中している。

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執筆=高橋 秀典

執筆=高橋 秀典

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