ビジネスを加速させるワークスタイル(第5回)

社員の居場所、把握していますか?

2016.03.16

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 ひと昔前、車内に常備した地図帳で位置を確認しながら目的地に向かい、迷ってはペラペラとめくって、ようやくたどり着く――そんな経験をした方も多いのでは? 今は、カーナビやスマートフォンの普及により、衛星利用測位システムによる代表的なGPS位置情報を、多くの人が日常的に使えるようになってきている。

 「今いる場所を地図上で確かめる」「ルート案内をさせながら、道に迷わず目的地までたどり着く」「自分の居場所をほかの人に地図上で知らせる」「友人や家族の今いる場所を知る」……。こういった具合に、さまざまな方法で日常の利便性をアップさせる。

 位置情報測定はプライベートな利用だけでなく、ビジネスにも大いに活用できる。それは、外回りの際、カーナビやスマートフォンの地図アプリを使って、取引先に迷わずに行くといったベーシックな活用法にとどまらない。

 例えば、営業などで土地勘のない場所に行き、そこからタクシーを呼んで帰りたいケース。スマートフォンのGPS位置情報を利用して、現在地にタクシーを呼ぶことができるアプリを使えば解決する。たとえよく知らない場所にいたとしても、現在地を口頭で伝えることなくタクシーを利用できる。

 また、タクシー会社側も、配車センターに迎車の依頼があれば、近くを走行している空車をすばやく確認して向かわせることができる。以前は、運行記録計(タコグラフ)で走行速度や時間を記録する程度だったものが、最近ではGPS位置情報によって走行場所も記録・保存しているので、より緻密な業務管理が可能になっている。

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執筆=青木 恵美

執筆=青木 恵美

長野県松本市生まれ。独学で始めたDTP(パソコンによる机上出版)がきっかけで、IT関連の執筆を始める。執筆書籍は『Windows手取り足取りトラブル解決』『見直すだけで安くなる、スマホおトク術』など20冊あまり。Web媒体は日経XTECH、日経トレンディネットなど。日経XTECHの「信州ITラプソディ」は、2008年より10年にわたって長期連載した人気コラム(現在でもバックナンバーあり)。日経パソコン、日経PC21、日本経済新聞などに多く執筆。現在は、日経PC21に「青木恵美のIT生活羅針盤」、日経パソコンに「ちょっと気になるITアラカルト」を好評連載中。

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